「人には人の言葉があるように鳥には鳥の、シジュウカラにはシジュウカラの、カエルにはカエルの言葉がある。そうやって考えていくとやっぱり人間の言葉って動物の言葉の1つに過ぎない。人の言葉とシジュウカラの言葉には共通点もあるし当然違うところもある。それをフラットな観点から見ていくことで 本当の意味での言葉の進化の理解だとか生き物の多様性の理解だとか、じゃあ自然との共生ってどうやって僕らが実現できるのか?そういうことに繋がっていくんです。
僕がやってる動物言語学っていうのは、、動物ってね 僕らと全然違う世界の見え方をしている生き物。でも一緒に生きている生き物なんです。
要するに 僕らと全く違う他者です。全く違う他者を理解しよう、彼らが何を考え 何を喋っているのかを理解しよう、という風なそういった学問って実はひょっとしたら人間の社会を豊かにするものかもしれないと思っていて、人間の社会もいろんな仕事をして、いろんな考え方を持った方がいて、彼らを理解するためには共通点だけでなく
相違点も正しく理解した上で 尊重する。
それがまあ 正しい人付き合いだったりする。そういうこともね 僕はシジュウカラから学んだな っていう風に思ってるんです。」
これはシジュウカラ、というか 鳥の言葉を初めて解読した動物言語学者 鈴木俊貴さんの話の一部。
片や鈴木さんが この話をした番組のオープニングでピーターバラカンさんが放った言葉は「超面倒くさいヤツ」。イギリスの人でも日本に長く居ると、
主張する人を面倒くさいヤツ
って分類するような日本の残念な色に染まっちゃうんでしょうか?
ケンカ売っといて言い返されたらそんなことしか言えないってだけのことでしょうけど。
売るなら覚悟して売らないと結果痛い思いしてるのは、痛い思いさせたからってわかってるはずなのになぜ繰り返すんだろう。
鈴木さんのあの言葉を聞いて何を思っただろうか。
バラカンさんの1/3も若くてメディア外にいる鈴木さんの方がよっぽど公共メディアを有効活用している。
何度でも言いますよ。
作品を採り上げることは心を採り上げること。
益々児島由紀子さんの☆ロンドン情報☆(ワールドロック内のコーナー)が聴きたくなりました。あのコーナーまでなくすことないのにって今でも思います。
※自由な思想をお持ちのイギリスと日本の方に語弊なきことを願います。