2025年2月9日日曜日

Fiel De Radio つづき

 それでライヴの話ですが、来られていたお客さんというのが皆さん沖縄が大好きで沖縄民謡に収まらず琉球舞踊(琉球は沖縄が450年間王国だった時の名称)沖縄空手等の活動もされてるツワモノ揃いでした。

この皆さんが手拍子や太鼓(※エイサーの中太鼓‥‥店内でエイサーのイベントもされたそうです)お囃子、三板※2(さんば‥沖縄のカスタネット)で盛り上げてくださり遂には合唱というこれまで味わったことのない共有感で支えられっ放しの私史上前代未聞のジョイフルフルなライヴを体感しました。

終了後のカラオケでもその盛り上がりは凄まじく私もほんとに久しぶりにいっぱい笑って踊って囃しました。

ひとつのことにみんなでこんなに熱くなって心底嬉しそうな笑顔を間近で見れているのがとても貴重に思えて、騒ぎながらもほろほろと感動していました。

そしてまたこの「めんそーれ」の三代目オーナーゆりさんが不思議な魅力を放つ方で、奥の席からついつい見入ってしまいました。営業感がないというか裏表皆無の100%自然体でそれでいてちょっとした話もしっかり覚えてくれいたりと気の効き方もスマートで本当に素敵な方でした。お食事と飲み物も振る舞っていただき帰り際にはポークたまご(沖縄流おにぎり)まで持たせてくださいました。

一元さんにもきっと親切に対応されるんだろうなぁと想像できるので是非ともめんそーれくださいませ。

このお店がある築地市場も魅力的で神戸元町を広く長くしたような通りです。入ってみたいお店もいっぱいあって丸1日使っても充分楽しめると思います。

最後に「はんたん山の枯り赤木」という曲をおかけします。2012年在沖中の録音で嘉手納基地のすぐそばにある八重島公園で唄ったものです。

途中米軍機が飛行する音も入っており冒頭2曲もこの時の録音で、練習もしてたこの間に頻繁に飛行していました。場所によっては操縦士の顔が見える程の高さで飛行してた話もニュースや実際によく聞きました。

表立っていない米兵による事件や事故も多く、払い除けたい問題や危険を抱えさせられながらもあの明るく優しく強く過ごされているウチナーンチュ(沖縄の人)の皆さんには頭が上がりません。

つづく


※エイサーは旧盆に先祖供養、無病息災、安全繁盛を願い大太鼓、中太鼓、パーランクー(小太鼓)を地謡(じかた‥三味線で唄う人)に合わせて打ち舞って地域を練り歩くこの世で最も美しい太鼓踊りです(My見解)。県内地域ごとで個性も多様に進化し大きなアクションも見応えがあります。

そんな中頑なに伝統を継承しているのが平敷屋(へしきや)エイサーで、小太鼓しか使わず静かに踊るまさしく念仏踊りです。実際に平敷屋に観に行って、頭「無」で洗浄された状態になりました。

https://m.youtube.com/watch?v=a-ykTQRUGGk

※2三板

文字通り3枚の黒木(方言でくるち)で鳴らします。三板も結構練習しないと特に連打は鳴らないのに、めんそーれの皆さん上手な方ばかりでびっくりしました。

つづく

1 件のコメント:

  1. 今朝のマイあさ(ラジオ番組)で津波古光一さんの沖縄話を聴いて、続き書かんとな〜と思いまして。

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